油屋本舗

油屋本舗

元潤滑油 専門職(※守秘義務多々あり)が、皆さんの知らないオイル/添加剤の本当の話/真実/裏話を語ります。

 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 
 

オイルクーラーを取れ!

■オイルクーラーを取れ!外せ!

前項の話しとかなり重複しますが、最後に実勢/実状面からの話しをして、「油温⇔オイルの関係」の話しを締めくくりたいと思います。

弊社のオイルを初めて購入いただく際は、お電話やskypeメールなどで、かなり詳しいところ/突っ込んだところまで、ご購入予定のお客様の車両状態を確認させていただくようにしています。

(どなたかに「問診」(笑)と言われたこともありますが、なかなか言い得て妙ですね(^^;))

実際購入いただくオイルのグレード&粘度が決定した際に、「今回弊社オイルにスイッチされるのでしたら、オイルクーラーは不要ですから、オイルクーラーを取り外して下さい。」とアドバイスするケースが結構あります。

大抵の方は「ええっ!?」ってリアクションですが、その理由は、前項までに説明した通りなんです。
(※その場合も、確実に(≒100%に近い)確信がある場合のみに、そう申し上げています。)

「買う勇気」も大変ですが、「捨てる勇気」(※もちろん捨てちゃう訳じゃありませんよ(笑))の方が、遙かに大変です。受け入れがたいものです。


弊社製品は、いずれも「売り買い」がほとんどですので、あまり詳細な情報やデータをお聞きすることはありません。ですから、断片的な情報しかありません。

4MINI関係(エイプ/XR)ですと、どんなに酷暑のシーズンであっても、3時間未満の&本コースでの耐久レースであっても、まずオイルクーラーは、まず、必要になりません。
3時間以上の耐久レースになって、やっと必要性が出てくる程度です。

以前、DE耐でかなり優秀な結果を出された車両は、EVO.4TRR25+オイルクーラー無しでした。その時の最高油温は、(確か)106℃だっと記憶しています。
>106℃程度ですと、TaSK4STオイルシリーズの場合、(ベストな油温設定を多少越えていますが)何の問題もない油温ですから、オイルクーラーを装着するデメリットよりメリットを選んだということになりますね。
特にDE耐は燃費勝負ですから、なかなかクレバーなご判断だと思います。

ST600(筑波サーキット/ノービス)を例に挙げると、とあるチームの中で1台だけタスクオイルのお客様がいて、
気温35℃の条件下で、
・TaSKユーザーさん/EVO.2TRR25/オイルクーラー無し/ラジエターSTD>油温:102℃、水温:90℃
・その他の方/某オイル(笑)/オイルクーラー不明/BIGラジエター>油温:136℃、水温:オーバーヒート状態(水噴いた)
といった差があったようです。

(ご本人の名誉のために特命にしますが(笑)、その時、「大変です!油温が100℃越えちゃいました!水温も90℃越えちゃいました!!大丈夫ですかね??」って、かなりあわくって電話してきたのを良く覚えています(爆)。もちろん「全然問題ないよ!」と優しく返答して上げた次第(笑)。)

油温がかなり厳しいNSF250Rを例に挙げると、EVO.4TRR25/気温36℃/岡山国際/オイルクーラー無しで、油温:106℃、水温:(忘れちゃいました>なぜか?かなり低かったような記憶があります。)といった状況でしたね。
NSF250Rはオイルポンプの容量を上げるのに、専用のケース(※外国製&高額)が必要になるようですから、まずオイルで逃がすことが、最優先になると思います。
(その後、オイル以外の原因で、エンジントラブルを起こしてしまったようでしたが、NGパーツはカムチェーンだけで、その他のパーツは「ナラシ修了??」といった程度でした。(通常の一般市販油ですと、同様のトラブルを起こした場合、シュウ動部のパーツで再使用できるものはほとんど無い!ぐらいダメージを負ってしまうようです。))
この車両のオイルポンプ容量を把握していないので何とも言えませんが、オイルポンプを変更(容量UP)しないままなら、全日本クラスでよく見かけるような大容量のオイルクーラーは不適当(オーバーキャパ)なような気がします。

レース関係は2輪の方が大半なので、4輪の方の情報はほとんどありませんが、おそらく同様だと思います。

まぁ、こんなもんです。こんなことなんです。


■オイルクーラーを、安直に勧めるな!!

今度は、業者サイド/レースチームサイドからのお話しです。

よく、この車両でレースをするなら、オイルクーラーをまず着けてくれ!という業者/レースチームがいます。
あたかも、レースを行なうなら、オイルクーラーの装着がデフォと言わんばかりにです(>_<)
そうゆうところに限って、小学生の筆箱みたいな巨大なオイルクーラーを使わせているような気がします。

とんでもない話し/ことです!!

そうゆう業者/レースチームに限って、試すまでもないor貰うのも迷惑みたいな酷い性状性能のオイルを使用していたり、お客さん/ユーザーさんに使わせていたりするケースが多いような気がします。

前項までに得々と説明してきましたが、まさに!本末転倒!!の極みです・・・(T_T)


こうゆう言い方をされたこともあります。

「お前んとこのオイルと違って、通常のオイルだとそ、そうはいかないんだよ!!」
>いや・・・、ここにそうゆうオイルがあるんだが/存在してるんが/普通に一般市販しているんだが・・・(T_T)
>なんで、わざわざ、更に更に悪い性状のオイルを使うの?


「チーム契約があって・・・(^^;)」
>いや・・・、貼ってあるステッカーと実際使用するオイルが違うのが常識なんですけど・・・(T_T)
>更に、それを強制的に使わせるなんて、正気の沙汰じゃないんですけど・・・(T_T)
>モラルとか常識とか言いますけど、そっちの方が超非常識なんですけど・・・(T_T)
>開発/テストなんて、この程度の配合処方なら必要ありませんし、なによりオイル専業メーカーじゃ無理なんですけど・・・(T_T)
>なんで、わざわざリストラクター付けたり、ハンディウエイト積んだり、ブレーキ引き摺らせるようなことしてレースしてるんでしょうか・・・(T_T)


あ~!気持ちよかった(^^)/ すっきりした(^^)/

ここまでのお話しで、一通りの「油温⇔オイルの関係」の説明は、終了です。
(後は、いずれ、各項目や専門部分のところを、イラスト等を使って、より掘り下げて行くだけですね。)

今回は、まぁまぁ優しく≒分かり易く説明できたと思います(^^)/

ここから先は、各自、ご自身で良くお考え下さいm(_ _)m



スポンサーサイト

 
 

Comments


 
<- 08 2017 ->
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

佐式

Author:佐式
Racing TaSK レーシング タスク/有限会社オフィスタスク 代表の藤野隆司です。

皆さんが、日頃見聞きすることはない/できない情報を提供することで、少しでもお役に立てれば!という思いから、「油屋本舗」を開設いたした次第です。

最新トラックバック
全記事表示リンク
アクセス ありがとうございます
FC2ブログ ランキング
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
車・バイク
1007位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
63位
アクセスランキングを見る>>
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロマガ購読者数

現在0人が購読中です

ブロマガ一覧を見る

ブロマガ購読者向けメールフォーム


Archive RSS Login
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。